共通の悩み / 文章

スマートフォンで読みやすい文章の書き方

スマートフォンでは、文章を最初から最後まで読むより、必要な情報を探しながら読みます。短くするだけでなく、見出しだけでも内容が分かる構造にします。

QUICK ANSWER

この記事の結論

  • 前置きを削り、結論・対象者・次の行動を最初の二文へ置きます。
  • 一段落一テーマにし、見出しだけでもページの流れが分かるようにします。
  • 「こちら」「上記」を避け、日付・場所・金額を具体的に繰り返します。

結論と対象者を、最初の二文に置く

「今回は大切なお知らせがあります」と前置きするより、「10月から火曜クラスの時間が変わります」と始めます。誰に関係する変更かも続けて書きます。

ページの最初で内容が分かれば、読み手は自分に必要な箇所へ進めます。運営側の経緯は、必要な場合だけ後に添えます。

一段落に、一つの話題だけを書く

料金、場所、申し込みを一つの長い段落に詰めると、必要な箇所を探せません。話題が変わるところで段落を分け、内容を表す見出しを付けます。

日付、金額、持ち物など並列の情報は箇条書きにします。ただし、一行だけの箇条書きを増やしすぎず、同じ種類の情報をまとめます。

「こちら」「上記」ではなく、名前を繰り返す

スマートフォンでは前の画面が見えません。「上記の会場」「こちらの料金」より、「横浜市民ホール」「体験料1,000円」と具体的に書く方が迷いません。

公開前にスマートフォンで読み、見出しだけを追って内容が分かるか、日付やボタンが離れすぎていないかを確認します。

READY TO USE

長い文章を5分で直す手順

文章を最初から書き直す必要はありません。上から順に整理します。

  1. 1. 結論を抜き出す読み手に一番知ってほしい事実を一文にする。
  2. 2. 対象者を書く誰に関係する案内かを、結論の直後に置く。
  3. 3. 話題を分ける日時、費用、場所、申込など、話題ごとに段落を切る。
  4. 4. 見出しを付ける「詳細」ではなく「料金と支払い方法」のように具体化。
  5. 5. 指示語を直すこちら・上記を、会場名・料金名・申込名へ置き換える。
  6. 6. 実機で読むスマートフォンで、見出しと数字だけを探せるか確認。

COMMON MISTAKES

よくある失敗と、直し方

01

短文を細かく切りすぎる

一行ごとに改行すると関係が見えません。同じ話題は一段落にまとめます。

02

見出しが抽象的

「大切なお知らせ」「詳細」ではなく、内容が予測できる見出しにします。

03

強調を増やしすぎる

太字や色が多いと優先順位が消えます。最重要の日時・変更点・行動だけを強調します。

公開・運用前のチェックリスト

  • 結論が冒頭にある
  • 一段落が一つの話題になっている
  • 見出しが内容を具体的に表している
  • 日付・金額・場所が省略されていない
  • スマートフォンの実機で読んだ

文章でよくある質問

一文は何文字までがよいですか?

厳密な上限より、一文に複数の主張を詰めないことが大切です。読点が増えたら、二文に分けられないか確認します。

文章を短くすると冷たく見えませんか?

必要情報を明確にした後で、理由や気持ちを一段落添えます。分かりやすさと温度感は両立できます。