共通の悩み / 情報設計

初めて来る人に伝えておきたい情報

運営する人には当たり前でも、初めての人には分からないことがたくさんあります。「問い合わせれば分かる」を減らし、不安なく次へ進める案内をつくります。

QUICK ANSWER

この記事の結論

  • 最初に「誰向け・何をする・どこで」を示し、自分が対象か判断できるようにします。
  • 費用、持ち物、申し込み後の流れを問い合わせ前に見せます。
  • 住所だけでなく、入口や受付までの最後の100メートルを案内します。

自分が対象か、最初に判断できるようにする

対象年齢、経験の有無、活動地域、参加条件を最初に示します。「どなたでも」だけでは、子ども連れ、初心者、見学だけの人が自分も含まれるか判断できません。

対象外の人がいる場合も、理由を長く説明せず、現在受け付けている範囲を具体的に書きます。

費用と当日の流れを、問い合わせ前に見せる

参加費だけでなく、入会金、教材費、交通費、年会費など別に必要な費用も案内します。未定なら未定と書き、いつ伝えるかを示します。

申し込み、返信、当日受付、終了までを順番に書くと、初めての人が予定を立てやすくなります。持ち物、服装、付き添いの可否も忘れずに。

場所は「住所」ではなく「たどり着き方」で案内する

最寄り駅やバス停、入口、階数、目印、駐車・駐輪の可否を案内します。建物名だけでは入口が分からない場所もあります。

自宅や非公開施設では住所をすべて公開せず、申し込み後に詳細を伝える方法もあります。その場合は、公開ページでおおよその地域と案内のタイミングを明記します。

READY TO USE

「初めての方へ」ページの型

この順番で並べると、読み手は自分に必要な情報から確認できます。

  1. 1. 対象年齢、経験、地域、参加条件、付き添い条件。
  2. 2. 内容何をするか、時間、人数、活動で大切にしていること。
  3. 3. 費用参加費、追加費用、支払い方法、キャンセル条件。
  4. 4. 場所最寄り、入口、階数、駐車・駐輪、住所の公開範囲。
  5. 5. 当日集合、受付、持ち物、服装、終了までの流れ。
  6. 6. 次の行動申込方法、返信の目安、連絡がない場合の確認先。

COMMON MISTAKES

よくある失敗と、直し方

01

「詳しくはお問い合わせ」にする

判断に必要な情報まで隠すと、問い合わせる前に候補から外れます。未定は未定と案内します。

02

常連向けの言葉を使う

「いつもの会場」「通常どおり」ではなく、初参加者だけで理解できる名前と条件を書きます。

03

地図だけを置く

入口、受付、階数、目印など、現地で迷う箇所を文章で補います。

公開・運用前のチェックリスト

  • 対象者と参加条件が分かる
  • 費用の総額と支払い方法が分かる
  • 申し込みから当日までの流れが分かる
  • 持ち物・服装・付き添い条件がある
  • 入口や受付場所まで案内されている

情報設計でよくある質問

未定の情報は載せない方がよいですか?

空欄にせず、「現在調整中」「申し込み前に案内」など、現状と次に分かるタイミングを示します。

住所を公開したくありません。

地域や最寄り駅までを公開し、予約確定後に詳しい住所を伝えます。公開範囲と案内手順をページに書いておきましょう。